将星録で再生可能なムービー形式にする方法

将星録のムービーを拡大し、それを問題なく将星録で再生できる形式にする方法を2つ紹介します。

XVidを採用する方法

この方法のメリットは、実はXVidが現在では主流ではないことです。
即ち、メジャーなcodecではないがゆえに、
他のメジャーな動画アプリや動画変換ツールに影響を与えにくい、という点です。
将来動画関係で不具合が起きたとしても、将星録の中に問題を閉じ込めやすい点でしょう。

H264を採用する方法

この方法のメリットは、H264というメジャーな方法であるという点です。
2024年現在、H264は最も主流なエンコード方法です。
ただし、将星録で再生するには H264のcodecを「Video for Windows」で再生できるようにする必要があり、
将星録が古いゲームを原点としますので、H264の中でもYUV420pという互換の色形式で変換する必要があります。

XVidを採用

ffmpegでの変換例を示します。

ffmpeg -i input.avi -c:v libxvid -qscale:v 1 -c:a copy output.avi

変換ではなく、「XVid for Video for Windows」とでもいうべき「Video for Windows というAPIでの再生」のために、以下のものが必要です。

Xvid (コーデック)

(ダウンロード場所)
Xvid for Windows

をインストールすれば、将星録でXVid形式のムービーが再生可能となります。

Windowsをバージョンの大型更新をすると、Xdivの再インストールが必要 Xdivのcodecは、Windowsを22H2⇒22H3など、大型のバージョンアップした再には、登録しているcodec情報が一部クリアされてしまいます。
これにより、Xdiv codecのムービーそのままだと、将星録が起動できなくなってしまいます。
この再には、改めて、上記codecを再インストールしてください。

H264を採用

ffmpegでの変換例を示します。
-pix_fmt yuv420p」は必須となります。これが無いと古いVideo for Windowsの形式との互換が保てません。

ffmpeg -i input.avi -c:v libx264 -preset slow -crf 1 -qp 0 -c:a copy -pix_fmt yuv420p output.avi

変換ではなく、「H264 for Video for Windows」とでもいうべき「Video for Windows というAPIでの再生」のために、以下のものが必要です。

x264vfw (コーデック)

(ダウンロード場所)
x264vfw

緑の「ダウンロード」を押して、ダウンロードし、インストールすれば、将星録でXVid形式のムービーが再生可能となります。